JR東海道線藤枝駅から車で8分の場所にあるラーメン店。
創業百年以上で客足が絶えないってスゴイですよね。
静岡県藤枝市周辺、主に志太地区には朝ラーメン文化があります。
なぜ朝からラーメンが食べられるようになったかというと、朝からお茶摘みをするなどお茶関連の方々の仕事が朝早いので、それに合わせてラーメン店もオープンするようになったと言われています。
朝から営業していますがマルナカそばのようなあっさりした志太系ラーメンではないお店もあります。
朝からラーメンを食べる文化は喜多方など全国にいくつかありますが、あたたかいラーメンと冷たいラーメンの2杯食べるというのは全国的にも珍しいです。
小学生でも朝から2杯食べるのも珍しくありません。
中でもマルナカそばは志太系ラーメンの元祖で創業1919年、百年以上の歴史があります。
私も全国のラーメンを食べ歩いていますが、創業百年以上ラーメン店は数えるほどしかないんですよね。
創業当時はチャルメラを吹きながら移動して屋台で販売をしていたそうです。
お店は旧東海道沿いにあります。
外観は民家みたいで立派な昔ながらの建物。
店内はテーブル席と座敷席があり、合計36席あります。
休みの日などは満席になり行列が出来ることもしばしばあります。
なので、混雑時は相席になることもあります。
駐車場は店の前と道路を挟んだ向かい側にあります。
店内入って右側に券売機があり、そこで食券を買います。
チャーシューメン 700円
中華そば並 500円
冷やし並 600円
各種トッピングもあります。
季節によってはカツが乗ったラーメンなどもあります。
レンゲは付いていないので、欲しい方はお店の方に言わなければなりません。
ラーメンを温かいのと冷たいのを頼むと、まず温かいものから提供されます。
スープがなみなみと注がれています。
醤油の香りが食欲をそそります。
トッピングはチャーシュー、ネギ、メンマ、のりなど。
スープは昆布やカツオダシが効いていて油がほとんど浮いていなくてさっぱりとしています。
中太ストレート麺はのど越しがよくつるんといただけます。
モモ肉のチャーシューは脂身が少なく噛み応えがあるものです。
食べ終わりそうなのをお店の方が見計らってつめたいラーメンが提供されます。
涼しげな器です。
紅ショウガ、メンマ、チャーシュー、ネギなどが乗っています。
のりの上にはわさびと紅ショウガが乗っています。
酢が入っていない甘口のスープになります。
一般的に冷やし中華というと酸味が効いたスープですが、それがないんですよね。
こちらはカツオなどの魚介系がかなり感じられ、個人的にはこちらの方が好みです。
わさびを溶いて食べるのが面白い。
紅ショウガがいいアクセントになっています。
そばのような感じもします。
麺は多分水でしめられていてコシがあります。
自家製麺になります。
温かいものも冷たいものも麺の量はけっこうあります。
昔に比べると増えているとのこと。
でも全体的にさっぱりなので朝から2杯食べられるんですよね。
静岡が全国に誇れる貴重なラーメン文化なので是非食べてみてください。
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