【閉店】 大丸 名古屋に夜中しか営業しない幻の老舗人気行列ラーメン店

以前からうわさは聞いていましたが、ついに８月くらいで閉店してしまうと聞き、やってきました。
何と親父さん５０年近く営業しているようです！
ビルを建て替えるんだとか。
午前２時くらいに到着すると、すでに１０人以上の待ち。


暖簾も看板もありませんが、行列が目印です。
皆様の寄せ書き（営業中の看板だったという噂も）？

で、店内はカウンター６席でかなり狭い。
１時間ほど待って順番が来たので、店内に入ると「今ラーメン出来ないから他行って食べて」
えええ～
とりあえず外で待つことに。
すると、「２人入れるよ～」と親父さん。
こういうこともあるので、行く前に情報収集は欠かせないラーメン店です。
私も色んな人のレビューを見ていてよかった。
以前は取材拒否で写真撮影禁止だったようですが、「どーせこのビル壊しちゃうからじゃんじゃん写真撮ってっていいよ～」とのこと。


この日はWAHAHA商店に所属するお笑い芸人の「コラアゲンはいごうまん」という方がお客さんで来ていまして、親父さん「あそこの壁にあるサインがそうだよ～」と嬉しそうに語っていました。


「みんな一緒に写真撮ってもらいなよ～」
元相方が雨上がり決死隊の蛍原徹だそうです。
事前情報だと、麺はうどんやそば、きしめんから選べるとのことでしたが、この日は「忙しいからラーメンの麺２玉入れとくね、麺はこの１種類だけだよ」
待っている間、冷蔵庫の前に座ったお客さんは、親父さんに「悪いけど冷蔵庫開けてもやし取って」とかお手伝いをお願いされるということも。
他にもお菓子や麺が足りなくなるとコンビニまでおつかいをお願いされるお客さんもいたり（笑）
この日は「コラアゲンはいごうまん」の方が率先して「俺が行ってくるよ～」と言ってました。
いい人だな～
いやはや、凄いラーメン店です。
しばらく待ってから「はい、お二人さん立ち上がって」
いよいよラーメンが出来上がりました。

親父さんは自分の目の前のカウンターに出来上がったラーメンを置くので、他のお客さんが私の分を運んでくれました。

どんぶりが熱いので、どんぶりをつかむ為のふきんがあります。
盛り方は二郎系のような山盛りラーメン！

５０年も前からこんなスタイルだったとすれば、二郎より大分前からですね。
なるとやちくわ、大量のもやし、豚肉などが入ります。



もう細かい味のことは書きません。
この親父さんの作るラーメンをこの雰囲気の中で味わえただけで、大満足なのです。
最後にチョコレート菓子をもらいました。
これから行かれる方にいくつか注意を。
８月いっぱいで閉店の予定なので、行かれる方はお早めに。閉店が近づくにつれ行列が長くなるのは必至。
並んでいる時はお静かに。　苦情がきたらお店の営業がストップしてしまうなんてこともあるかも。
色んな人のレビューを見て、色んな出来事に対応出来るようにすることをお勧めします。
歴史的にも大変価値のあるラーメン店が閉店してしまうのは大変残念です。